1948-06-11 第2回国会 衆議院 運輸及び交通委員会 第14号
それから今度の安定物價は大体基準年度に対して百十一倍に計算されるのでありますが、鉄道運賃は基準年度に対しまして、今度の値上げをもつてしましてなお七十数倍、八十倍弱という形になつております。これは先ほど高瀬委員から御指摘になりました、非常に混雜した乘車をお願いしておることによつてカバーされておるというようなことが言えるのではないかと思います。
それから今度の安定物價は大体基準年度に対して百十一倍に計算されるのでありますが、鉄道運賃は基準年度に対しまして、今度の値上げをもつてしましてなお七十数倍、八十倍弱という形になつております。これは先ほど高瀬委員から御指摘になりました、非常に混雜した乘車をお願いしておることによつてカバーされておるというようなことが言えるのではないかと思います。
それから物價施策から見まして、これがまあ安定物價政策にしろ、低物價政策にしろ、或いは釘付け政策にしろ、そのときの経済の一般的な施策に照應したいわゆる一つの物價政策が立ち得るのでありますが、根本の問題は具体的に言えば石炭の増産ということが第一に考えらるべき問題でありますので、いわゆる一般の物價に及ぼす影響というものと、増産によつて得られる好影響というものと睨み合わして炭價の決定がなされて行くもの、かように